悪質なワーカーによるトラブル事例についての注意喚起

2024.04.23

クラウドワークス事務局です。

昨今、意図的に悪質な行為をするワーカーによるトラブル事例が発生しており、クライアントの皆さまが安心・安全にサービスを利用できるよう、ご確認いただきたい内容についてお知らせいたします。

お取引におけるトラブルの事例とご注意いただきたいこと


■トラブルの事例

<ワーカーが業務を完遂させるつもりなく、着手金(支度金、前払い金)や途中成果の報酬を得ることを目的とした行為>

・ワーカーからの提案でマイルストーン払いによる着手金の設定を依頼され、着手金を支払い検収した後に音信不通になった
・「成果物を完成させられない」とワーカー都合で契約途中終了となった際、先に検収のみを依頼されたマイルストーン報酬の返還を要求したが音信不通になった
・各マイルストーンの便宜上の成果物として、すでに作成済みのポートフォリオやスケジュール共有などを設定し、本来支払う必要のない報酬の支払いを強要された

<ワーカーによる実態のない「高評価」を得ることを目的とした行為>

・契約途中終了に承認せず、高評価をつけることを強く要求する
・業務がうまく進行しなくなると、「お互いの評価を下げないために減額して契約を完了させよう」と、10円などへの契約金額の変更を持ちかけてくる

■トラブルに巻き込まれないためにご注意いただきたいこと

<契約前後に契約内容や業務内容のすり合わせを必ずおこないましょう>

・契約内容、業務内容(成果物)、納期、スケジュール、報酬金額を明確にする
・スケジュール通りに進まなかった場合の方針について事前に取り決める
・業務途中でやむを得ず契約を解除する場合の契約金額について取り決める
・検収合格の基準を明確にする

など、考えられる状況に対し可能な限りていねいにすりあわせ、取り決めをおこなってください。

<トラブルになりやすいワーカーの特徴>

・登録から日が浅く、本人確認がされていない傾向がある
・プロフィール画像が設定されていない、またはAIで生成されたような人物やアニメキャラクターの画像を設定している傾向がみられる
・実際には作成していないLPやサービスなどをポートフォリオとして提示し、経験が豊富であるかのように振る舞っている
・自身のスキルとはまったく関連のない業務における評価を増やし、あたかも自身のスキルの評価が高いように見せかけている
・複数名でチームを組んで業務をおこなっている場合があり、やり取りをする人と実際に業務する人が異なる
・契約全体としては相場よりも安い金額を提示するも、着手金の割合が高い
・契約や業務内容などのすり合わせをおこなうことよりも、契約締結の方を急ぐ
・機械的に翻訳されたようなやり取りが続き、文章での意思疎通が難しいためWeb会議などを提案するも断られる

など、今後変化する可能性はありますが、現状としてはこのような傾向がみられました。

<「着手金(支度金、前払い金)」について>

当サービスは納品物に対して報酬を支払う仕様のため、着手金などには原則対応しておらず、推奨しておりません。
詳しくは、以下のよくある質問をご確認ください。

【クライアント】ワーカーから報酬の前払いをしてほしい、着手金が必要などの申し出があった場合


クラウドワークスでは、利用規約に反する行為を発見しだい利用制限をおこない、原則として制限解除などはしておりません。

引き続き取り締まりを強化していきますが、クライアントの皆さまにはご注意いただくとともに、もし該当すると思われる行為を発見されましたら、お手数ではございますが、「違反報告をする」より事務局までお知らせください。

「この仕事を通報する」「違反報告をする」についてのFAQはこちら

クラウドワークスでは皆さまからのお声を真摯に受け止め、サービスの改善を進めます。
引き続き、クラウドワークスをよろしくお願いいたします。